ヨガについて

~伝統的な古代からのヨガを行っています~
生活の中に取り入れることで、自然なココロとカラダになれることでしょう。
現代は
制限がかかり不自然になってしまったり、自然になることがなかなかできない環境。
制限を少しずつ外して広さを感じ、おおきく深呼吸しましょう♡

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2015年1月30日金曜日

サガルマータの道

世界で一番高い山、サガルマータ。これはネパール語。
エベレストとも言われたり、チョモランマとも言われたり。
デヴギリ、デヴァドゥルガとも言われる。

色んな呼び方がある。

世界中の登山家が危険を冒して登りたいと志す山はどんな山か。
8000mの山は、どんな景色なのか。とても興味深い。

数年前、山を始めた時、一生に一度は日本人として富士山に登りたいと思った。
まさか、サガルマータを見たいと思うなんて想像もしていなかった。
伴侶と共にそんな今がタイミングだった。

ネパールの山は、未だ車が通れない。ルクラという登山口の街までは飛行機で行く。
山道の交通手段は、歩行のみ。
荷物運びは、人かゾッキョかドンキかヤクという動物。
人も自分の何倍も重い荷物を運ぶのだ。人間の可能性は凄い。

ナマステ と言いながら、挨拶を交わす。何だか不便でシンプルな生活が、懐かしくもあり、
心地よく感じたこともあった。
ただ、お風呂に6日間入らなかったのは初めての経験をした。
人はそんな生活にも案外適応し始めるのだ。

ルクラからモンジョ、ナムチェバザールに登る。
ナムチェバザールは3440mもある場所、富士山の頂上の標高に近い街となる。
これくらいの高度になると、軽い高山病となる場合がある。
だが、ネパールの人々はへっちゃらで生活しているのだ。

近くにはクムジュン村やクンデ村があり、シェルパの里と言われている。
クムジュン村のコンバ(お寺)に行き、イエティ(雪男)の頭を見させて頂いたりした。
そして日本人が経営の山の上のホテルやゴンラという丘に行きサガルマータを眺めた。

神聖な山と言われるサガルマータは静かで強い雪の風が吹いている様子だった。




山の方はチベット仏教、首都カトマンズのある盆地の方はヒンドゥー教と
混在している宗教もとても興味深い。この話はまた今度。